ささやき
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お好きなだけ
ノックの音がした。
ジェーンが玄関を開けると雪の降り続く中,姑が立っていた。
「まあお義母さま。どうなさったんですか?」
「ジェーンや、あたしゃ
一週間ほどここにいさせてもらおうと思ってね。
いいわよね?」
「もちろんですとも、お義母さま」ジェーンはやさしく答えた。
「どうぞ、いつまでもお好きなだけここにどうぞ」
そう言うとジェーンは玄関の扉をバタンと閉めた。
2023/06/26(月)
01:31
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愚か者
新学期の初めその教授は
教室中を見まわした後言った。
「もしこの教室に愚か者がいれば、
私は容赦なく立たせる主義です」
教室は静まり返った。
しばらくすると一人の学生が立ち上がった。
「君は自分を愚か者だと考えているのかね?」
教授が驚いて尋ねた。
「そうではありません」学生が答えた。
「でも先生お一人だけ立たせておくのは、
どうにもお気の毒だったものですから」
2023/06/23(金)
03:38
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バイクがスタック
田舎道のひどいぬかるみに、
若者のバイクがスタックしてしまった。
近くの一軒家に駆け込んで助けを求めると、
「50ドル出してくれれば助けよう」
仕方ないので、言われるまま
お金を出して助けてもらう事にした。
「でもこんなにひどいぬかるみだと、
はまってしまう人が多すぎて、
昼も夜もひっきりなしに
助けに行ってるんじゃないですか?」
「いや、そんなことはないよ。
夜はずっと水まきをしている」
2023/06/22(木)
01:28
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マティーニを頼んだ男
フレディがバーで飲んでたとき 、
隣に一人の男が座った。
彼はマティーニを頼み、
それを一息で飲み干すと、
いきなりカクテルグラスをバリバリ食い始めた。
そしてグラスの足とあっけにとられるフレディを残して、
何も言わずに店を出ていった。
男が出て行くとフレディが興奮した様子で言った。
「初めてみましたよ、あんなおかしな男」
バーテンはうなずきながらこう答えた。
「まったくです。足の部分が一番美味しいのに・・・」
2023/06/21(水)
02:00
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健康管理
の女性は体調不良を訴える夫に付き添って病院を訪れていた。
夫の検査が終わったあと医者は
妻を一人でオフィスに呼んだ。
「あなたのご主人は酷いストレスで
とても重い病気にかかっています。
もしあなたがこれから言う事を守らなければ
ご主人は間違いなく命を落とすでしょう」
医者は続けた。
「毎朝ダンナさんに健康的な朝食を作り、
機嫌良くし、そして彼も良い気分でいさせる事。
ランチも栄養のある食事を作る事、
夕食は特に良い食事を彼のために用意する事。
彼はたぶん一日を大変な思いで過ごしたのかも
しれないから家事を押し付けないこと。
あなたの問題を彼と話し合わない事、
彼のストレスを多くするだけです。
そして一番大切なことは週に
何度かは彼とメイクラブしてあげる事。
その度に彼を満足させてあげる事です。
もしあなたが10ヶ月から
1年の間にこれだけの事ができるなら、
あなたのご主人は健康を完全に取り戻せると思いますよ」
帰り道で夫は妻に
「医者は何て言っていたんだい?」
と聞いた。
「もう手遅れですって」
彼女は答えた。
2023/06/20(火)
05:16
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傘
ある大学教授がホテルをチェックアウトした。
駅に向かう途中、部屋に傘を置き忘れてしまったのに気がついた。
教授は急いでホテルに引き返した。
自分の泊まっていた部屋の前まで行き、大声でホテルのボーイを呼ぼうとした。
部屋のドアを開けてもらうためだ。
まさにその時、部屋の中から声がすることに気づいた。
教授が出発してから数分しか経っていないが、
この部屋には既に次の客がチェックインしていたのだ。
ドアの向こうから若い男性の声が聞こえた。
「かわいいベイビー、君は誰のもの?」
チュッ、チュッというキスの音が続き、
女の子がクスクス笑う声が聞こえた。
「あなたのものよ」
「じゃ、このかわいい手は誰のもの?」
部屋の中の男が尋ねている。
「あなたのものよ」
女の子はもっと嬉しそうに笑い声を上げる。
「じゃ、このかわいい膝は?それから、この可愛い・・・」
ドアの外から教授が答えを遮って叫んだ。
「傘の番になったら、それは私のものですからね!」
2023/06/19(月)
03:49
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