失業中の男が今日も仕事を見つける事ができず、
運河沿いに歩いていると、救いを求める声がした。

すぐに駆けつけると、男が一人おぼれかけている。
駆けつけた男は水の中の男に聞いた。

「名前はなんというのかね」
「デュポン、カミーユ・デュポン! 
俺は泳げないんだ、早く助けてくれ!」
「どこで働いている?」
「すぐ近くのセメント工場だ。
そんなことより、お願いだ、助けてくれ!」

それだけ聞くと失業者は
脱兎のごとくセメント工場に走り込み、
人事課に突進した。

「お宅の会社にカミーユ・デュポンとか言う社員がいるはずだ。
 彼はたった今死んだ、代わりにおれを雇って欲しいのだが」
「ああ、一足遅かったな」
「まさか? 今運河でおぼれ死んだばかりだというのに! 
そのポストは誰に?」
「彼を運河に突き落とした男にだよ」
2023/08/10(木) 03:41 笑い 記事URL COM(0)
ジョンは債権回収代行業の仕事に応募した。
しかし、彼にはまったく経験がなかった。

そこのマネージャが言った。
「ためしにこの客の借金を取り立てに行ってみてよ。
 この相手はなかなか手ごわいんだけれど、
 もし、君が少しでも回収できたら雇うことにするよ。」

ジョンは出かけて行った。
2時間後、ジョンは全額を回収して戻ってきた。

マネージャが言った。
「すごい! いったいどうやって回収したんだ!」

ジョンが言った。
「なに簡単でしたよ。相手に言ってやったんです。
 払わないと、あんたが全額払ってくれたって
他の借金取りに言ってやるって」
2023/08/09(水) 02:51 笑い 記事URL COM(0)
あるレストランで、
一人の客がウェイターに
面倒を掛け続けていた。

まず、寒いからと言って
エアコンの温度を上げさせる。
そして、次は暑いからと言って
エアコンの温度を下げさせる。
こんなことが30分近くも繰り返されていた。

だが、驚くべきことに、
ウェイターはとても寛容で、
まったく怒ることなく行ったり来たりしていた。
とうとう、別の客がどうして
あの厄介な客を店から追い出さないのかと訊いた。

「ああ、構わないですよ」

ウェイターはにっこり微笑みながら答えた。

「ウチの店にはエアコンなんてありませんから」
2023/08/08(火) 03:42 笑い 記事URL COM(0)
あるバーで妻の疑い深さについて話していた。

「うちの女房は疑い深くて困ってしまうよ」
「ほう。どうして?」
「男は仕事で旅に出ると
必ず浮気するって信じ込んでるから」
「なるほど。当たらずとも遠からずだな」

「しかし、俺は宇宙飛行士なんだぜ」
2023/08/02(水) 01:47 笑い 記事URL COM(0)
ある女性が眼りから覚めると
夫に向かってこう言った。

「ホワイトデーのお返しにあなたが
真珠のネックレスをプレゼント
 してくれる夢を見たわ。
 これって何を暗示しているのだと思う?」

「今夜分かるさ」
と夫はやさしい口調で言った。

その晩、夫はなにやら
お土産を持って帰宅しそれを妻に手渡した。

妻は喜びと気体に満ちた面持ちで
さっそく袋を開けると、
中には一冊の本が入っていた。

タイトルは「夢判断」であった。
2023/08/01(火) 02:14 笑い 記事URL COM(0)
"ボブとビルが時速130キロで車を飛ばしていた。

交差点に差しかかったがボブは赤信号の交差点を無視して通過した。

ビルがボブに言った。
「なんて事するんだよ。
赤信号無視したぞ。」

ボブが言った。
「どうってことないよ。
オレの兄貴はしょっちゅうやってるよ。」


また、赤信号の交差点が迫ってきた。
ボブが言った。
「心配するなよ。
オレの兄貴はいつも信号無視してるよ。」

また次の赤信号の交差点が迫ってきたが、
その時信号が青に変った。
ボブは、急ブレーキを踏んで車を止めた。

ビルが言った。
「どうしたっていうんだ!?
 青信号だよ。なんで止まったんだよ。」

ボブが言った。
「いや、オレの兄貴が
反対側から来そうだから・・・」"
2023/07/31(月) 01:56 笑い 記事URL COM(0)