高級レストランとナポレオン・ブランデー

太った男が高級レストランで食事をし、
締めくくりにこれまた極めて
高価なナポレオン・ブランデーを飲んだ。

それから給仕長を呼びつけた。

男は穏やかに尋ねた。
「覚えているかな?一年前、
ちょうどこのテーブルで 同じような食事をし、
 お金がなかったので、
君は僕を浮浪者のようにドブに放り込ませたね?」

給仕長は恐縮して言いかけた。
「それは申し訳ありませんでした。」

「あ、いや、いいんだよ」と、男。

「でも、悪いんだが、
また同じようにしてもらわなければいけないんだよ。」
2023/10/23(月) 02:02 笑い 記事URL COM(0)