ささやき
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1本の電話
ある朝、サウルはいつものコーヒーを飲みながら朝刊の死亡広告のページを
開いた。そこに自分の死亡広告を見たサウルは、死ぬほど驚いた。何ヶ月か
前に地方紙が自分についての情報を求めてきたのは、このためだったのだ。
データベースにあった情報を誤って、時が来る前に載せてしまったのだ。
サウルはそう判断した。
それでも動揺が収まらず、むしゃくしゃするので、ジェークに電話をかけた。
「ジェーク、もう起きてるか?」
眠そうな声が答えた。
「ああ、でも、ちょうどコーヒーを飲み始めたとこだ」
「ジェーク、新聞の31ページを開いてくれ」
「うん、何があるんだ?」
「ジェーク、新聞を持ってきて、31ページを開いてくれ、早く!」
「分かったよ。新聞はここにある。それで、31ページに何があるんだって?」
「早く31ページを開けったら、ジェーク!」
「ああ、分かったから、朝っぱらからそんなに急かせなさんな。
それで、31ページにどんな大事なことが書いてあるんだ?」
「ジェーク、四列目の一番下を見てくれ」
「何で? 何についての記事だ?」
「ジェーク、早くその列の一番下の記事を読んでくれったら!」
「ああ、ああ。おまえが耳元で怒鳴るのを止めたらすぐに読むよ!」
ちょっとの間、新聞をガサガサさせる音がして、沈黙がそれに続いた。
とうとう、ジェークがひどく静かに、恐る恐るというように、受話器を取った。
「それで、サウル、今、どこからかけているんだ?」
2020/12/14(月)
04:18
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潜水艦
潜水艦を見つけて驚いたイワシの子供にイワシの母親が言った
「驚かなくてもいいのよ、あれは人間の缶詰なんだから。」
2020/12/11(金)
04:56
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電線
A:おーい、電線が3本あるだろ?いちばん左のを握ってみてくれ。
B:握ったぞ。
A:次は真ん中のヤツだ。
B:OK、握った。
A:よーしわかった、いちばん右の電線には触るなよ。1万ボルトの
電流がながれてるからな!
2020/12/10(木)
05:14
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賭け
とあるバーにて、男が女に言った。
「ここに一組のトランプがある。
ここから一枚カードを取り出して、ジョーカーが出たらキミに100ドルやろう。
それ以外が出たら、キミは今晩ボクと一緒に過ごす。こんな賭けをやらないか?」
「いいわ。」といって、女はカードを一枚抜いた。
みごとジョーカーを引き出した。
男は女に100ドルを渡して、去っていった。
それを見ていたバーテンダーは女に言った。
「お嬢さんすごいな、あんな無茶で不利な賭けを受けるなんて」
女は答えた。
「あら、どっちにしても私の勝ちじゃない?」
2020/12/09(水)
05:23
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秘密
ある女性が友人に秘密を打ち明けた。
「あなた絶対秘密は守ってね」
「もちろんよ。でも次の人が守るかどうかは知らないわ」
2020/12/08(火)
05:55
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トラベル・エージェント
トラベル・エージェントがふと仕事から顔を上げて見ると、老婦人と老人が、
ウインドーの世界中のすばらしい観光地を紹介するポスターに見入っている。
エージェントは、その週とても順調に仕事が入ったので気をよくしていた。
だからウインドウを覗き込んでいるさびしそうな二人連れの姿を見ると、ふと
何かしてやりたいと思ったのだった。
そこでエージェントは二人を店に招き入れ、言った。
「あなたがたの年金では休暇を楽しむことは望めないでしょう。
そこで、お二人をすばらしいリゾートにご招待したいのです。
ぜひ受けてください。」
二人を中で待たせておいて、エージェントは秘書に命じて二枚の航空券を用意
させ、高級ホテルに部屋を取らせた。思いに違わず、老人たちは喜んで受け入
れ、旅立って行った。
一ヶ月ほどした時、例の老婦人が旅行店にやってきた。
「それで、休日はいかがでした?」エージェントは勢い込んで尋ねた。
「飛行機にはわくわくしましたし、部屋はとても素敵でした」老婦人が言った。
「お礼を申し上げに伺ったのです。でも、一つ分からないことがあって。
わたしと同室したあのご老人はどなたですの?」
2020/12/07(月)
04:55
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