ささやき
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キャサリン
生物学の時間に教授が尋ねた。
「人間の体で興奮時に6.2倍に膨張する唯一の器官は何かね、キャサリン」
突然指名されたキャサリンは顔を真っ赤にしながら言った。
「どうして私がそんな質問に答えなきゃいけないんですか?」
教授は深い失望を浮かべて冷ややかにこう言った。
「キャサリン、君に伝えておきたいことが三つある。
第一に、学生ならば授業は真面目に聞くべきだ。
第二に、人間の体で興奮時に6.2倍に膨張する唯一の器官は瞳孔だ。
第三に、君が何を想像したか知らんが、人生に過度な期待は禁物だよ」
2022/04/01(金)
05:20
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妻
金曜日。仕事が終わると僕は仲間と飲み歩き、
お金を使いまくったあげく仲間の家に泊まり、
2日間帰宅しなかった。
日曜の夜になってやっと家に帰ると、妻が仁王立ち。
たっぷり2時間説教をしてから、妻は言った。
「ねえ。もし何日も私の姿が見えなかったら、あなたどう思うの?」
「そりゃ嬉しいさ!!」
そんなことを言ったため、
月曜日は妻の姿が見えなかった。
火曜日も水曜日も、やっぱり姿が見えなかった。
木曜日になってようやく、妻の姿が見えるようになった。
まぶたのはれがひきはじめたので。
2022/03/31(木)
04:36
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悲劇的
大統領が小学校視察に行った。
4年生のクラスで実際に
教壇に立ってみることになった。
大統領 「みなさん、""悲劇的""とはどういう意味かな?」
男の子が手をあげた
「隣の子が道で遊んでいるとき、車が来て轢かれちゃった」
大統領 「うーん。それは悲劇的というより
""事故"" だね。ほかには?」
女の子が手をあげた
「50人の子が乗っているスクールバスが崖からおちちゃった」
大統領 「それも悲劇的というより、
""大きな損失"" だ。他には?」
誰も手を上げなかった 「だれかわかる子はいないかな?」
後ろの男の子がおそるおそる手をあげた
「大統領夫妻の乗っている
エアフォースワンが撃墜されたときです」
大統領 「そうだ。それこそまさに悲劇的だ。
すばらしい答えだ。理由を教えてくれるかい?」
男の子 「""事故""でも""大きな損失""でもないからです」
2022/03/30(水)
05:17
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アンケート
「すみません。アンケートお願いします」
「あ、いいですよ」
街角で呼び止められ、ジョンは気軽に応じた。
「ええと。『NAME・・・ジョン』。
この欄のAGEってのは年のことですね?
『AGE・・・29歳』。
『ADDRESS・・・○×町三丁目』。
『SEX・・・週2回』、と」
「ちょ、ちょっと待ってください。
そこのSEXというのは、性別のことです。
男性か女性かを選べばいいんですよ」
「あ、そうですか。でも僕
どっちもOKなんですけど」
2022/03/29(火)
05:09
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コンピュータ診断
ある男が友人に、
「ひじが痛むから、医者に行かなきゃ」とこぼしていた。
「そんな必要ないよ。
あの薬局の中にコンピュータの診断装置があって、
何でも診断してくれて治療法も教えてくれるんだ。
そりゃぁ、医者よりずっと安いし速いんだ」と、
友人は男にアドバイスした。
「そいつぁ、どうやったら動くんだい?」
「機械に小便を入れて10ドル入れればすぐに診断してくれて、
どうすればいいか教えてくれるんだ。
たった10ドルだぜ」
試してみる価値はあるかなと思った彼は、
小さなポットに小便を取り、
例の薬局へ行ってみた。
コンピュータを見つけた彼は、
小便を入れて10ドルを投入した。
コンピュータは何やらピーピー言い出して、
ランプも点滅し出した。
そしてしばらくすると、
紙切れが飛び出してきた。
その紙切れには、こう書いてあった。
『あなたは、テニスをしてひじを痛めています。
毎日、ひじをお湯につけなさい。
ひじに負担をかける作業をしてはいけません。
2週間でよくなる確率は90%です』
その夜、面白い技術ができたものだとか、
この診断装置は医学にどんな影響を及ぼすのだろうか、
などと思っている最中、
この診断装置をからかってみたら
どうなるんだろうと思いついた。
彼は水道の水と、飼ってる犬の大便と、
妻と娘のオシッコをミックスし、
挙げ句の果てに、自分でマスターベーションして
だしたモノも加えてしまった。
そして薬局へ行き、混合物と10ドルを入れた。
機械から、また前と同じように紙切れが出てきた。
そこにはこう書いてあった。
『水道の水は硬水です。軟水化装置を購入してください。
飼っている犬には寄生虫がわいています。
適切な治療が望まれます。
娘はドラッグをやっています。
更正施設に入れなさい。
奥さんは妊娠しています。
でも、あなたの子どもではありません。
それからあなたですが、
マスターベーションをやめなければひじは完治しません』
2022/03/28(月)
05:08
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一匹のカエル
ある男が歩いていると
一匹のカエルに出会った。
するとそのカエルは突然喋り出した。
「もしあなたが私にキスしてくれば、
私は美しいお姫様になれるの」
男は、にやりと笑ってカエルをポケットに突っ込んだ。
カエルは驚いて「ねえ、聞いているの。
あなたがキスしてくれれば私はお姫様になれるのよ。
あなたのそばにずっといるわ」
男はカエルを取り出すと、またにやりとして、
再びカエルをポケットに突っ込んだ。
「何なのよ一体、私はお姫様なのよ、
ずっとあなたのそばにいて、
あなたの言うことなら何でも聞くわ」
男はカエルを取り出して言った。
「おまえはバカか?美しいお姫様よりも、
しゃべるカエルのほうがずっと価値が高いんだよ」
2022/03/25(金)
05:24
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