ある男が友人に、
「ひじが痛むから、医者に行かなきゃ」とこぼしていた。
「そんな必要ないよ。
あの薬局の中にコンピュータの診断装置があって、
何でも診断してくれて治療法も教えてくれるんだ。
そりゃぁ、医者よりずっと安いし速いんだ」と、
友人は男にアドバイスした。
「そいつぁ、どうやったら動くんだい?」
「機械に小便を入れて10ドル入れればすぐに診断してくれて、
どうすればいいか教えてくれるんだ。
たった10ドルだぜ」
試してみる価値はあるかなと思った彼は、
小さなポットに小便を取り、
例の薬局へ行ってみた。
コンピュータを見つけた彼は、
小便を入れて10ドルを投入した。
コンピュータは何やらピーピー言い出して、
ランプも点滅し出した。
そしてしばらくすると、
紙切れが飛び出してきた。
その紙切れには、こう書いてあった。
『あなたは、テニスをしてひじを痛めています。
毎日、ひじをお湯につけなさい。
ひじに負担をかける作業をしてはいけません。
2週間でよくなる確率は90%です』
その夜、面白い技術ができたものだとか、
この診断装置は医学にどんな影響を及ぼすのだろうか、
などと思っている最中、
この診断装置をからかってみたら
どうなるんだろうと思いついた。
彼は水道の水と、飼ってる犬の大便と、
妻と娘のオシッコをミックスし、
挙げ句の果てに、自分でマスターベーションして
だしたモノも加えてしまった。
そして薬局へ行き、混合物と10ドルを入れた。
機械から、また前と同じように紙切れが出てきた。
そこにはこう書いてあった。
『水道の水は硬水です。軟水化装置を購入してください。
飼っている犬には寄生虫がわいています。
適切な治療が望まれます。
娘はドラッグをやっています。
更正施設に入れなさい。
奥さんは妊娠しています。
でも、あなたの子どもではありません。
それからあなたですが、
マスターベーションをやめなければひじは完治しません』