ささやき
100mileclub

一人のブロンドが図書館にやって来て
大きな声で勢いよく言った。

「フライドポテトとハンバーガー、
　それからミルクシェイクをちょうだい」

図書館員はしばらく黙った後、
ブロンド女に一瞥をくれて静かな声で言った。

「ここは図書館ですよ」

ブロンドはゆっくり辺りを見渡し
出来る限りの小声でこう言った。

「フライドポテトとハンバーガー、
　それからミルクシェイクを下さい」

ブロンドのメアリーには３人の子どもがいて、
育児ノイローゼになっていた。

メアリーは親友に語った。
「もう子供達のおかげで、イライラし通しよ。
　手に負えなくて休まる暇もないし、ほとんど精神病院にいるみたいだわ」

そこでブルネットの親友がいいことを教えた。
「子供達とあなたとの居場所を区切るためにベビーサークルを買ったら？」

そこでメアリーは早速、ベビー用品専門店に行きベビーサークルを買った。

数日後、親友がどうなっているかを聞こうと思って、電話をかけてきた。

「すばらしいわ！信じられないくらいよ」とメアリーが言った。

「私が読みたい本を持ってベビーサークルの中に入れば、
　子供達はもう邪魔をする事は出来ないしね！」

特殊な能力を持った超能力者の女性が２人でドライブ中、
山道で車が故障してしまった。

工具を出し、ボンネットを開けて何とか直そうとしていると、大雨が降ってきた。

「あなたの超能力で早く車を直してよ！このままじゃずぶ濡れよ！」

「無理よ！私の超能力は天気を自在に操る事しかできないわ！
　あなたこそ、超能力で車を直してよ！」

「私こそ無理よ！私の力はテレポートだもの！」

妻「ねえ、あなた」
夫「なんだい？」
妻「世の中には勝つことよりも負ける方が楽しい場合もあるのね」
夫「おや、そうかい」
妻「ええ。あたし今日、誘惑に負けちゃったの」

ある精神病院を取材していた記者が、
入院患者がバスタブに釣り糸をたれているのを見かけた。

変だと思いつつも、記者は患者を気遣いこう声をかけた。

「釣れますか？」

患者は振り向き、怪訝そうな顔でこう言った。

「バスタブに魚がいる訳ないでしょ。あなた、大丈夫ですか？」

ある夫婦が夜、外出する前に飼っている犬を家の中から外に出した。

呼んでいたタクシーが到着したので夫婦が外に出ようとした時、
隙を見て犬がまた家の中に入ってしまった。

外出中に犬を家の中に閉じ込めたくなかったので、
妻がタクシーの所へ行って待っている間に夫が犬を追いかけて２階へ上がった。

妻は家が留守になるのを知られたくなかったから、
タクシーの運転手に嘘の言い訳をした。

「夫が２階にいる私のおばあちゃんに外出すると言いに行ったので、
　少し待ってちょうだい。」

数分後、夫がタクシーに乗ってきて大きい声で言った。

「ごめん、待たしてしまった。　あのバカがベッドの下に隠れたので、
　コートのハンガーで引っ掛けて引きずり出してやった。
　そしたら噛み付いたり、つめで引っかいてきたので、
　毛布でくるんで階段を引きずり下ろして、それから裏庭に放り出してやった。
　２階の部屋の中でクソされちゃ困るからな。」