年取ったスコットランド人が荒野を歩いていた。
連れはいなかったが、ポケットには非常に上等な、年代物の高価なウィスキーが
入っていた。そのうち彼は轍の後に足を取られ、溝にもんどりうって転がり込んだ。
幸い、ケガは無いようだった。彼は起き上がり、歩き始めた。数歩も歩いたろうか、
足を伝わって何か滴るものがある。

「神様」老人は祈った。

「どうか、血でありますように」(笑)

(2014/12/18)
2015/08/20(木) 05:11 未整理 記事URL COM(0)