ある日、木製のピノキオと、そのガールフレンドがベッドにいた。
2人が抱き合っていると、ピノキオは彼女の様子がおかしいのに気づいた。
ピノキオは、彼女に優しく問い掛けた。
「ねえ、一体どうしたんだい?」
彼女は大きなため息をつきながら答えた。
「多分、あなたは私が今まで会った中で1番だわ。でも・・・
Hの時に、いつも木の破片が痛いの。」
彼女の告白に、ピノキオは頭を悩ませた。
思い悩んだ末、彼はゼペットじいさんの元を訪ねることにした。
ゼペットじいさんは、ピノキオの訴えをうなづきなら聞いていた。
そして、彼の悩みを解決するにはどうしたら良いかを考えた。
結局、ゼペットじいさんは、彼に紙やすりを渡すことを提案した。
ピノキオはその素晴らしいアイディアに感謝した。

それからしばらく、ピノキオからの音沙汰は無かったが、
ゼペットじいさんは、これですべて解決したと思っていなかった。
ある日、彼は彫刻刀を買いにストアーへ出かけた。
ところが、あるストアーで彼が買い物をしていると、
偶然、大量の紙やすりを買っているピノキオに出くわした。
ゼペットじいさんは、思わずピノキオに忠告した。
「これ、ピノキオ、彼女をもっと大事にしてやらんといかんぞ。」
それを聞いたピノキオはニヤリと笑って返答した。
「ゼペットじいさんには悪いけど・・・
僕の今の彼女は、この紙やすりさ。」(笑)
2016/08/25(木) 05:16 笑い 記事URL COM(0)