スミスさんは狩猟用の双眼鏡を買うため、ライフル持参で店に入りました。
「お客さん、この双眼鏡はいかがです。どんなに遠くでもはっきり見えます」
「ほら、あの丘の上に僕の家があるんですが、ここからでもはっきり見えますよ」
「どれ」
双眼鏡を目に当ててのぞみこむと、スミスさんは突然ゲラゲラ笑い出しました。
「お客さん?どうしました?」
「あハハハハ。きみの家で、裸の男と女が走り回ってる」
「な、なんだって!!」
店員はぶるぶる震える手で双眼鏡をのぞきこみ、
やがて意を決したように銃弾を2個取り出しました。
「お客さん。そのライフルであいつらを撃って下さい!!」
「1発は妻の頭、もう1発は男のナニを吹き飛ばして下さい」
「お礼はします」
「そう?じゃあもう一度双眼鏡を」 スミスさんは双眼鏡を覗き、やがて言いました。
「今なら銃弾は1発だけですみそうだ」(笑)
(2014/8/13)