とある自転車修理工場が操業開始から30周年を迎えた。
記念の式典を行うことになり、様々な催しを準備する中、30年前に
初めてこの工場に自転車の修理を頼んだ人物の記録があることが
分かり、その男性が式典に呼ばれることになった。

式典当日。男性が壇上に呼ばれ、工場長から聴衆に紹介された後、
記念品として30の文字の入った大きな鍵と表彰状が手渡された。
皆が拍手で祝う中、男性からの挨拶。

「皆さん、本日はかくも盛大な記念式典にお招きいただき、まことに
恐縮です。そのうえ、このような記念品までいただき、嬉しい限り
です。工場の今後の変わらぬ発展を祈っております。
ところで、私が30年前にお願いした自転車のチェーンの修理です
が、いつごろ取りにうかがえばよろしいでしょうか?」(笑)
2016/04/27(水) 03:32 笑い 記事URL COM(0)