ある土砂降りの雨の日、
一人の死刑囚がついに死刑執行の時を迎えた。

庭の隅にある絞首刑台までの
道のりを歩きながら男は嘆いた。

「俺は何てついてない男なんだ。
 よりによってこんな
 土砂降りの日に死ぬなんて」

すると男に連れ添っていた看守が言った。

「お前はまだいい方さ。
 俺なんてこの土砂降りの中をまた
 歩いて戻らないといけないんだから」
2026/07/07(火) 02:46 笑い 記事URL COM(0)