インディアンのある部族の中の、最強の勇者である男がある日、
日頃から悩み続けてきたある疑問を解消しようと、父親のところへ行き、
部族のみんなの名前は、どのようにして決められたのかと尋ねた。
しかし父親は、「産まれた子の名前を決めるのは、酋長の役目なんだ」としか答えてくれなかった。
そこで、今度は酋長のテントに行った。
中に入ることを許され、勇者は酋長を前に同じ質問をした。
酋長は答えてくれた。
「赤ん坊が産まれそうになると、わしは自分のテントに入る。
そして、赤ん坊が産まれると、テントから出る。その時、最初に見えたものをその子の名前に決めるんじゃ。
『サンライズ』とか、『イエロー ムーン』とかな。」
「でも一体どうしてそんなことを聞くんだ」
「ツー ドッグ ファック」(笑)
(2014/8/4)