5人の医者がカモ撃ちにいった。
鳥影を見て、最初内科医が散弾銃を構える。
「うーん、あれがカモかどうかはっきりしない。セカンドオピニオンを求めたい」
カモは逃げてしまった。
次に小児科医が構える。
「どうもあれはまだ子供のカモみたいだ。もうちょっと様子見よう」
カモはまた逃げた。
次は精神科医が鉄砲を構える。
「私はあれがカモであることを認識しているが、あれは自分がカモであることを知っているだろうか?」
彼が悩んでいる間にカモは逃げてしまった。
そうこうする間、頭上に何か現れたような気配がしたやいなや、外科医が鉄砲をぶっ放し、そばにいる病理解剖医に声をかける。
「カモだったかどうか見てきてくれない?」(笑)