カトリックの女子小学校で教えている修道女が、
ある日子供たちに質問した。

「皆さんは大きくなったら何になりたいですか?」

元気なバーバラが手を挙げた。

「わたしは消防士になりたい!」

おとなしいエマも答えた。

「わたしは学者よ」

おてんばで先生をからかうのが好きなサラが声を上げた。

「わたし、プロスティチュート(娼婦)!」

それを聞いたとたんに、修道女は気を失って床に倒れ込んでしまった。

しばらくして、意識を取り戻した修道女は
子供達に向きなおって言った。

「ご、ごめんなさい。先生はもう大丈夫よ。
 だけど、サラ。あなたはさっき何になりたいと言ったの?」

「プロスティチュートよ」

 すると修道女は上半身を起こして、ふうっとため息をついた。

「ああ、ならよかった。
 さっきは『プロテスタントになりたい』って聞こえたものだから」
2023/08/21(月) 03:42 笑い 記事URL COM(0)