ある雑誌の記者がが、年取った大金持ちの老人に、
成功秘話を聞き出そうとしていた。

その老人は老眼鏡を外しながら、静かに語り出した。

「1923年は、ちょうど、大恐慌の真っただ中で、
 ワシのポケットには5セントしかなかった。

 そこで、この5セントでリンゴを1個買い、1日かけて磨き、
 その日のうちに10セントで売ることができた。

 次の朝も、売り上げた10セントで2個のリンゴをまた買い、
 それを磨いて夕方には20セントで売った。

 このように毎日、磨いては売りを繰り返しコツコツと努力を重ねて、
 1カ月後には1ドル60セントにもなった。

 そんな地道な努力を毎日、何日も懸命に続けたのだ。

 そしたら、遠縁の叔父が急死して、200万ドルが転がりこんだのさ。」
2023/06/13(火) 03:06 笑い 記事URL COM(0)