ある女性が医者と交際を始めた。
しばらくして彼女が妊娠してしまったが、
二人はどうしたらよいか困ってしまった。
9ヶ月後、しかたなく医師の病院で出産することにした。
ちょうどその時、ある神父が前立腺肥大の手術をする事になっていた。
医者が彼女にいい考えがあると言った。
「君が出産した直後に神父の手術をするから、
神父が赤ちゃんを生んだ事にしてしまおう。」
「そんなにうまく行くかしら?」 彼女が言った。
医者が言った。
「やってみる価値はあるよ。」
そこで医者は彼女が出産した直後に、神父の手術をした。
医者は麻酔から覚めた神父に言った。
「信じられないかもしれませんが、奇跡が起きました。
前立腺肥大ではなくて、あなたは妊娠していたのです。」
「そんなバカな!」 神父が言った。
医者が言った。
「いいえ、この子があなたの赤ちゃんですよ。本当に奇跡です。」
それから15年後がたった。
神父は成長した息子に真実を話すことにした。
「おまえに言っておかなければならないことがある・・・。
実は、私は・・・おまえのお父さんではないんだよ。」
息子が当惑して言った。
「え!?どういう意味ですか?お父さん!」
神父が言った。
「実は、私はおまえのお母さんなんだよ。
本当のお父さんは、隣町の教会の大司教なんだよ。」