ささやき
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試験
ある大学の教授の部屋を
うら若き女子学生が尋ねて
こんなお願いをした。
「先生、お願いです。
今度の試験でどうか私を合格させてください。
私、そのためだったら何でもします」
女子学生は髪をかき上げ
潤んだ熱っぽい瞳で、教授を見つめた。
「な、何でもしてくれるのかね。
なるほど。それなら絶対に合格できるだろうね、君は」
その言葉を聞いた女子学生が嬉しそうに言った。
「はい、それで何をすればいいんですか」
すると教授は、女子学生を睨んで言った。
「勉強に決まっとるだろ、馬鹿者が!!」
2021/10/21(木)
05:38
笑い
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