三人の女性が同時に天国の門へやって来た。
セントピーターは
「それぞれが犯した罪を告白すれば、
それにふさわしい部屋があてがわれるであろう」
と三人の女性に言った。
最初の女性が
「私は一人の男と結婚しましたが、もう一人の男を愛してしまいました。
ですから最初の男と離婚し、私が愛する男と結婚し直しました」
と告白した。
「彼女を銀の門へ案内しなさい」とセントピーターが指示した。
二番目の女性は
「私は一人の男を愛し、
その男と結婚してそれ以来ずっと幸福に暮らしました」と言った。
セントピーターは「彼女を金の門に案内しなさい」と指示して、
三番目の女性に目を転じた。
「私はキャバレーでストリップダンサーをしていました。
私を見にやって来る男性すべてを喜ばせ、良心的な料金で彼等を満足させました」
と彼女は告白した。
「彼女を私の部屋に案内しなさい」
とセントピーターは指示した。