ささやき
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納税者
ひとりの納税者が緊張しながら、
報告書を再調査しにきた税務署の監査人と会話をかわしていた。
ある時点でその監査人は声高に言った。
「カールさん、アメリカで生活し働く事を認められるのは
大いなる特権であります。
その市民として、あなたには納税する義務があります。
そしてあなたは自ら進んで、笑顔で税金を支払わなくてはなりません」
「そりゃありがたい」
カール氏はにんまりと顔に笑みを浮かべながら答えた。
「てっきり、現金で払えって言われるのかと思ってましたよ」
2019/09/17(火)
05:32
笑い
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