ささやき
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手紙
夫が死の病の床に伏せっているそばで妻が手紙を書いていた。
夫が絶望的に言った。
「俺はもうきっとダメなんだ、死ぬんだろ?」
妻はやさしく慰めた。
「あなた何言ってるの。お医者は必ず良くなるって言ってたじゃない」
夫は安心して眠り始め、妻はまた手紙を書き始めた。
しばらくして妻が夫に尋ねた。
「ねえあなた、お葬式の葬ってどう書くの?」
2019/06/20(木)
06:11
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弁護士
弁護士の妻が死んで墓が作られた。
『弁護士ウィリアムの妻フィリスここに眠る
--遺言・離婚の手続きはウィリアム法律事務所におまかせ』
そんなことが書かれた墓石を見てウィリアムは叫んだ。
「なんてことしてくれたんだ!! こんな書き方ないぞ!!」
隣にいた彼の事務員が言った。
「ひどいですねえ、これは本当に」
「ひどすぎる。電話番号が抜けているじゃないか!!」
2019/06/19(水)
05:31
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ゲイ
ある男性がアメリカ、ニューヨークに旅行することになった。
しかし彼はニューヨークにはゲイが多いと聞きとても不安だった。
そこで友人に相談したところ、もしゲイに襲われそうになったら
『私はエイズだ』と言えば大丈夫だと教わった。
そして彼はいざニューヨークへ。
観光を楽しんでいた彼だったが、ある時、公衆トイレで用を足していると、
屈強な黒人がやってきて 彼は後ろから抱きすくめられる緊急事態に。
一瞬、狼狽した彼だったが、すぐに友人に言われたことを思い出し、
『わ、私はエイズだ!!』と叫びました。
ところが黒人は手を緩めることなく耳元で優しく囁いた。
『Me too』
2019/06/18(火)
05:32
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リンダ
生活費を1円でも節約するためにトイレも流さないほど
ケチで有名なリンダであったが寿命には逆らえず
家族に見守られて臨終の床にいた。
医者がリンダの脈を測り
「・・・そろそろです。」
と首を振った時、リンダはかすかに目をあけて、
今にも消えてしまいそうな小さな声でこう言った。
「ジョン・・・私の愛する夫、ジョンはどこ・・・?」
「リンダ。ここだよ。」
「子どもたちはどこかしら・・・?」
「ママ、ここにいるよ。」
「叔父さん、叔母さんは・・・」
「ここだよ。家族は全員残らずここにいるよ。」
それを聞いて激怒したリンダはベットから躍り上がってこう叫んだ。
「じゃあキッチンの電気を消しなさい!!」
2019/06/17(月)
06:11
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中年男
仕事を終えた2人の中年男が帰宅の途についていた。
片方の中年男が若く美しい女性を見て、ため息混じりにつぶやいた。
「あぁ、もう二十年歳を取っていたらなぁ!!」
これを聞いた友人が驚いて、
「えっ?二十年若かったら、じゃないのかい?」
すると男はゆっくりと首を振り憂鬱な面持ちで言った。
「いや、二十年歳をとっていたら、こんなに胸をときめかす必要もないのに」
2019/06/14(金)
05:21
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ゴルフ
ゴルフが大好きな80才の老人が引っ越してきた新しい町で、
地元のゴルフ場の会員になった。
さっそくそこで初プレーしようとやってきたのだが、
もう皆コースに出てしまって、相手がいないと言われた。
老人は、どうしてもプレーしたいんだと言いつづけた。
結局、ゴルフ場のアシスタント・プロが相手を引き受けてくれることになり、
老人にハンデをいくつにして欲しいかたずねた。
その80才の老人が言うには、
「ハンデなんていらんよ、ワシのウデはまだ落ちとらん。
ワシの唯一の課題はバンカーから脱出する事じゃ」
そして実際、彼はうまかった。
パー4の18番ホールにきた時、2人の成績はまったく五分五分だった。
アシスタント・プロはドライバーショットをうまく決め、
グリーンに乗せて2パットでパーに収めた。
老人もドライバーショットはよかったが、
アプローチショットがグリーン横のバンカーに入ってしまった。
バンカーから老人が高いボールを放つと、ボールはグリーンに乗り、
転がってホールイン!
バーディで老人の勝ち!
アシスタント・プロはバンカーに歩み寄り、まだそこに立っている相手に話し掛けた。
「ナイス・ショット!
でも、バンカーからの脱出が課題だっておっしゃってませんでしたっけ?」
80歳の老人は答えた。
「そうじゃよ。頼むから、早く手を貸してくれ」
2019/06/13(木)
05:29
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