ささやき
100mileclub

父親の職業を引き継いだあるサーカス団のライオン調教師に、
サーカスのファンが訊ねた。
「ライオンの口の中へ頭を突っ込んだことがありますか？」
「一度だけありますよ。父親を探しに」

「ねえ、もし核ミサイルが発射されて、
　あと一時間しか生きられないってわかったら、あなたは何をするの？」
「そうなったら、お前とベッドに入って最後の一発をするさ」
「残りの59分は？」

「おい、ウェイター。スープに蝿が入っているぞ！」
「別々にお出ししたほうがよろしかったですか？」

交番に一人のブロンド女性がやってきて言った。
「犬のジョンがいなくなったんですが」
「張り紙をだしたらどうでしょうか」と警官は言った。
「ええ、そうも思ったんですが、ジョンは字が読めないんですよ」

書店に男がやって来て店員に尋ねた。
「“男が女を支配する方法”という本はどこにあるかね？」
「はい、そちらの『ファンタジー』のコーナーにございます」

十歳くらいの女の子二人がどちらが物知りか競っていた。
一人が得意気に言った。
「あたし、どうしたら子供が出来るか知ってるわ!!」
　するともう一人が見下すように言った。
「あたしなんか、どうしたら子供が出来ないか知ってるわよ!!」