ある女が鬼の形相で街の薬局に入っていった。

  女:「ヒ素を頂戴。」
薬剤師:「何に使うのですか?」
  女:「夫を殺したいの。」
薬剤師:「そんなのを聞かされて売れませんよ。」

女はハンドバッグから一枚の写真を取り出し、薬剤師に見せた。

その写真には、女の旦那と薬剤師の妻がベッドにいる姿が写っていた。

薬剤師:「処方箋があるなら先に出してくださいよ。」
2019/07/12(金) 05:20 笑い 記事URL COM(0)
その女性は、わずか数枚だけ購入した宝くじが当選している事を
買い物帰りのカフェで気づいた。

女性は息を切らして家に駆け込み、
ドアをバタンと閉めると玄関先から大声で叫んだ。

「あなた、宝くじに当選したわ。出かける準備をして!!」

ソファに寝転がりTVを見ていた夫が体を起こして言った。

「本当か!? それはすごい!! 
 海の用意をしようかそれとも山の準備をしようか?」

彼女が言った。

「どっちでもいいわ。早く出て行って。」
2019/07/11(木) 05:07 笑い 記事URL COM(0)
「生きなければ・・・なんとしても生きて帰るのよ」

波間に揺れる救命ボートの上で、一人の若い女性が憑かれたような表情で、
肉にくらいつきながら、こうつぶやいていた。

彼女達の乗っていた豪華客船はイギリスのサウザンプトン港を出港した後、
北大西洋上で氷山に衝突し、気がつくと彼女はボートに一人乗っていたのだった。
いや、正確には一人ではなかった。
怖ろしい事に、そのボートには炎に焼かれた死体が何体も乗っていたのである。

ボートには少量の水はあったが、食料はなかった。
空腹に耐えかねたローズは、ついに禁断の所業に及んでしまったのである。

そして、一人食べれば同じこと・・・。

彼女は何人も何人も食べてしまい、
ボートの片隅には人骨の山が出来たのであった。
倫理とかタブー。
そんなものは、この極限状態でなんの意味もなかった。
ローズはとうにそれを超越してしまい、ただ強く頭の中で繰り返していたこと。
「生きる」・・・ただ、それだけであった。

その時、眩しいほどのライトの光がボートを照らした。
この海域を、生き残りがいないか必死で探していた救助船だった。
船の乗組員はぼんやりとした光の中、
うずたかくつまれた人骨と彼女が喰らいついていた肉を見た。
そして、全てを察したのである。

「生きるために、仕方なかったのよ」彼女は叫んだ。

「しかし」青ざめた乗組員は言った。

「船が沈没したのは、確か昨日ですぜ」
2019/07/10(水) 05:02 笑い 記事URL COM(0)
3人のセールスマンが砂漠で道に迷ってしまった。

そのとき突然、目の前に城が現れた。

死にそうなほど咽が渇いていた3人は、その城の中に入ってみた。
すると驚いたことに大勢の美しい女たちが出迎えた。

3人はその城に1週間留まる事にし、女たちと快楽にふけった。

しかし、1週間目にその城の王が兵士たちを伴って戻ってきて、
女とお楽しみの最中の3人を見つけた。

王は怒り、兵士たちに命じて3人を捕まえると、壁に向かって並ばせた。

王が言った。
「お前たちの職業に相応しい罰を与える!」

王が一人目の男に言った。
「お前の職業はなんだ!」

男が答えた。
「刃物のセールスマンです」

王が兵士に命じた。
「こいつのアソコを切り取ってしまえ!」

王が二人目の男に言った。
「お前の職業はなんだ!」

男は、ためらいながら言った。
「あ、あ、あの、銃のセールスマンです。」

王が兵士に命じた。
「こいつのアソコを銃で吹き飛ばしてしまえ!」

王が三人目の男に言った。
「お前の職業はなんだ!」

男は、笑顔で答えた。
「はい、私はペロペロキャンディーのセールスマンです!」
2019/07/09(火) 05:24 笑い 記事URL COM(0)
今まさに死の床にあるポールが弱々しい声で言った。

「ベス、死ぬ前に言っておくが、返してもらってない借金がいくつかある。
 仕立て屋に200ドル、それに肉屋に50ドル、隣のデイブには300ドルだ」

ベスは子供たちに向って言った。

「あなたたちのお父さんは本当に立派な人ね。
 死の間際にあっても家族の事を考えてくれてるんだわ。」

老人はかすれた声で更に続けた。

「それから、ベス。これも言っておくが大家に100ドル借りてるんだ。」

すると、妻は叫んだ。

「まあ、この人ったら、うわ事を言ってるんだわ!!」
2019/07/08(月) 04:42 笑い 記事URL COM(0)
友達の紹介で喫茶店で初めてのデートをする事になったジョニー。
時間も過ぎたが、互いに気に入らないで、
話も弾まずお互い気まずい雰囲気になっていた。

そこでジョニーはトイレに行った時に、友達に携帯電話で、
伯父が亡くなったのですぐ家に帰るように、
嘘の電話をかけてくれるように頼みこんだ。

ジョニーがテーブルに戻ると、しばらくして彼の携帯が鳴って、
応答した後一寸悲しそうな顔をして、

「残念だけど、
 伯父さんが亡くなったのですぐに帰らないといけなくなった。」

と言った。すると、彼女がホッとしたような顔つきで、

「もしあなたの伯父さんが亡くならなかったら、
 わたしの伯父が死ぬところだったわ!!」


2019/07/05(金) 04:08 笑い 記事URL COM(0)