「もしもし。〇〇ホテルの者かね」
「左様で御座います」
「全くあんたのところは、電話の対応がなっとらん」
「と、申しますと」
「いいかね、予約というものは、人数ではなく、
  部屋の事だけを聞くのがデリカシーというものだろう」
「しかし、こちらも準備がございますので」
「それは客の人数に合わせて仕事を変えるということかね」
「左様で御座います」
「なんというサービスだ。信じられん・・・それと料金だ。
  『お客様のご注文によります』とは何かね。大雑把もいいとこだ」
「はあ」
「挙句の果てには到着日時だけで滞在時間を聞かずに電話を切るとはどういうことかね」
「ご自由に居ていただいて結構で御座いますが」
「なんだと。なんというホテルだ。君はどういう役職かね。
  支配人を呼んでもらおう」
「私、〇〇ホテルレストランのギャルソンで御座います。
 いまフロントにお繋ぎしますね」
2018/10/29(月) 06:50 笑い 記事URL COM(0)